レクチャーシリーズ

2022レクチャーシリーズ第3回「建築の時間性と物質性」 加藤耕一氏(建築史家、東京大学教授)

2022年12月1日

2022レクチャーシリーズ第3回「建築の時間性と物質性 Luxury vs Modernism」 加藤耕一氏(建築史家、東京大学教授)

今年度の千葉工業大学 建築学科 レクチャーシリーズは、全4回の開催を予定しています。3 回目は建築史家・東京大学教授の加藤耕一氏をお招きします。 加藤氏は、5年前に刊行された著書『時がつくる建築 -リノベーションの西洋建築』の中で、西洋建築における再利用の歴史を実証的に示しました。建築史の従前の捉え方を覆すこの果敢な試みは、当時ちょっとした話題になりました。本書の重要性はその後も増すばかりであり、それは今日重視されている建築リノベ―ションの、本質的な議論を提供しているからです。そもそも加藤氏のモチーフは、今日の状況に対する批評を背景としており、ことは西洋建築史にとどまらない射程を持っています。ご興味を持たれる、多くの方の参加をお待ちしています。

■加藤 耕一氏プロフィール
東京都生まれ。1995年東京大学工学部建築学科卒業。2001年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了、「ゴシック様式の成立過程に関する研究 初期ゴシック時代の建築と社会」で工学博士。2002年東京理科大学理工学部助手。2004年パリ第4大学(パリ=ソルボンヌ)客員研究員。2009年近畿大学工学部講師。2011年東大工学系研究科建築学専攻准教授、2018年同教授。2004年日本建築学会奨励賞受賞[2]。2017年、『時がつくる建築 リノベーションの西洋建築史』でサントリー学芸賞受賞。

■学内および学外向け:ZOOM配信
(学内向けについては、別途、参加方法を告知いたします)
学外の申込み者はPeatixより無料チケットをお申し込みください。申込者には、オンラインによるアクセス先URLをお伝えします。
https://cit-lecture-series-2022-3.peatix.com
(本企画は、学内向け特別講義を、簡便な方法でオンライン公開するものです。映像や音声で不備がありえることをご了解の上、ご参加ください。)

■主催:千葉工業大学 創造工学部 建築学科
■協賛:千葉工業大学 PPA