受賞者ニュース

林さんが日本建築学会「若手優秀発表賞」を受賞

2025年2月15日

 建築学専攻修士課程1年の林慶人さん (石原沙織研究室)が、昨年11月8日、「2024年度日本建築学会大会(関東)学術講演会」において、材料施工部門若手優秀発表賞を受賞しました。本賞は、特に優れた研究発表を行った若手研究者に贈られるもの。
 林さんの研究テーマは、「省力化工法の加硫ゴム系シート防水(EPDMゴムシート)の接着性と耐疲労性」に関するもので、防水工事の省力化に焦点を当てています。少子高齢化による人手不足が深刻化する建築業界において、施工の自動化が難しい防水工事の省力化により、施工の効率化をめざしています。研究では、従来工法と省力化工法の比較を行い、防水性能の指標となる接着性と耐疲労性を評価しました。
 林さんは、「このたびの受賞にあたり、 指導教員の石原先生、共同研究先の企業の皆様、そして研究室の仲間に感謝しています。また、フォークダンス部での活動や、大好きなインテルミラノの存在が私生活を充実させ、そのおかげで研究にもより一層取り組むことができました。今後も研究に励んでいきます」と喜びを語りました。
(CITニュース2月号より転載)