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模型群、今村研などが制作
〜“環境的課題と豪州建築”展 開催
2018年9月6日
ツザンズ氏の建築を紹介する「ユニヴァーサル・プリンシプルズ:環境的課題をリセットするオーストラリア建築の試み」展(在日オーストラリア大使館など主催)が7月7日~8月26日、六本木ヒルズ展望台・東京シティビュー内スカイギャラリーで開催された。
気候も地質学的にも両極端の要素が混在する大陸で、古の知恵と現代技術を組み合わせて進化した建築群。会場では「環境」に焦点を当て、12の建築がドローイング、模型、映像で紹介された。
展示模型10点中7点は千葉工大・今村創平研究室の学生たちが制作した。
日豪3大学(千葉工大、東京芸術大、豪ニューサウスウェールズ州立大)の学生たちは同国の著名な建築家・ウェンディ・ルーウィンさんらの指導で1年前から模型とドローイング制作に着手。5月には現地で実物を見学し、建築家からレクチャーを受け、提供された図面を読み取って、単なるミニチュア作りに終わらない作品に仕上げた。
展示会開催前日のレセプションには高円宮久子様、リチャード・コート駐日オーストラリア大使のほか日豪の建築家、携わった学生たちが参加。本学の学生らが、手がけた作品を久子様に説明し「素晴らしい」とお褒めの言葉をいただいたという。
同建築展は8月30日~9月6日、東京都港区の新建築社青山ハウスでも巡回展示された。
今村教授の話
今日の世界的課題である環境問題に配慮した建築群について詳しく学び、それらを効果的に表現するという高い目標に対し、研究室の学生たちは見事な成果を上げてくれました。