受賞者ニュース

櫻井さん、柴田さん、土屋ホームトピア賞受賞

2018年9月22日

 “もう一度、庭付き一戸建て―郊外での暮らしの再考―”をテーマに(株)木の家専門店谷口工務店が建築学生たちに募集した「2018木の家設計グランプリ」(昨年9月22日、京都市の京都造形芸術大・瓜生山キャンパス人間館で最終審査)で、櫻井友美さん(建築都市環境学専攻修士1年、遠藤政樹研究室)と柴田ゆき乃さん(同、田島則行研究室)が「家の中の十字路―つくるとこわすの途中地点―」を提案。ビルダー賞12選中の(株)土屋ホームトピア賞に選ばれた。

 コンペは、地形の魅力を消す造成や画一的な住宅街が広がる中、自然を生かした美しい家々を取り戻そうと企画された。
 櫻井さん・柴田さんは昔ながらの庭付き平屋建ての家を選び、建物が「庭に対して積極的ではなかったと感じて」建築のコンバージョン(転換)を検討した。たどり着いたのが、既存の軸組柱と屋根を生かし、家の中に十字路の庭を通して、十字路と現代生活を調和させながら建物を増築・減築していく大胆なプラン。

 庭と関わりを持ち続けながら変化していく増減築プランを構成し、取り外し可能な模型を苦労して作った。コンペは造園家や木造建築の著名な建築家たちが審査。審査員と直接話せる機会と思い応募したという。
 櫻井さん、柴田さんは「設計グランプリは“戦場”でしたが、自分たちの設計を実務的に考える機会になり、今後に生かしていきたいと思いました」と語った。(CITニュースより)