活動報告・受賞者ニュース
千葉4大学が集まって Cリーグを開催:石川快君が優秀賞
2019年5月18日
今年度のCリーグが5月18日に千葉大学で行われた。今年度で11回目である。
クリティークに小泉雅生氏、日建の芦田智之氏、内海彩氏、理大の垣野義典氏をむかえる。残念ながら、千葉工大の連覇とはならなかったが、石川快君が優秀賞(2位)を受賞した。
今年の印象は、傑出した案がなく、実現に近いよく練られた案が優秀案として選ばれたようだ。
千葉工大の石川快くんの案もそこに分類できるだろう。ただし彼の案は、校舎裏にある桜並木の土手を表に変えるという強い意志があるものであった。それで、細部を上手くまとめていた。このところが評価された。思えば、理大の最優秀案も敷地の段差を上手く処理するものであった。
全体的印象は、学校のOS化に様々な問題が垣間見れることことから、それとは別の現実の社会問題、例えばに公共建築の複合化、あるいは地域の中でも学校の位置付け、こいういったものにテーマが移っているような気がした。その意味で教育方針を建築化する試みは足踏み状態である。このことが感じられた。