遠藤政樹研究室


遠藤 政樹教授

建築設計、製品開発、ブータン研究

住宅の設計から店舗・公共建築の設計に携わっている。テクニカルな方法を用いて、新しい空間形式を目指す。主な作品として「ナチュラルシェルター」(吉岡賞)「ナチュラルエリップス」(JIA新人賞、日本建築学会作品選集)「ナチュラルスラット」(日本建築学会作品選奨)「ナチュラルストリップスlll」(BEST STORE OF THE YEAR)「ナチュラルスライックll」(グッドデザイン賞)他。

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TOKYO DESIGN WEEK に出展

研究室学生が中心となって、毎年数々のイベントへ出展しています。皆で大きなモノをつくって素材と格闘します。机上では到達できない様々なこと、建築設計をするときに鍵となることを学んでいきます。例えば力の流れや幾何学など。体験を通して学んでいきます。構造サマースクール’14 我孫子芸術展  東京デザイナーウィーク2016

ブータンの伝統住居調査

過去7年間に渡り、ブータンの伝統住居調査を行ってきました。ブータンはヒマラヤの麓にある小さな「幸せの国」です。2日かけてブータンに到着し、ブータン王国の協力のもと1週間の調査をします。人間は長い間、素材と格闘することを通じて、環境に対応し制御する能力を獲得してきました。近代科学技術の恩恵を未だに受けていない伝統住居の実測調査を通じて学ぶべきことはたくさんあります。

イノベーションデザイン
建築設計とコンペティションの参加

デザインイノベーションを研究しています。「ナチュラルエリップス」では、スチール材のカッテイング技術の応用、プラスチック難燃材の開発、曲面成形を可能とする不燃材の応用、を行いました。他の作品では、透過性断熱材の壁面応用、温室サッシュの住宅への応用、軽量スチール材の構造システム開発、マッシブホルツログ材の普及など、製造者と協同し素材の技術革新を研究し、実作に応用させていきます。